相生愛宕神社(群馬県桐生市)

神社名:愛宕神社(あたごじんじゃ)
祭 神:火産霊神
鎮座地:群馬県桐生市相生町2-486
駐車場:社務所裏側に数台

-案内板由緒-
愛宕神社の歴史は古く、慶長三年(1598年)安土桃山時代の創建で京都の愛宕山最高峰に鎮まる、愛宕神社の末社に該する。
祭り神は、火産霊神(ほむすびのかみ)である。
本地佛は、勝軍地蔵(しょうぐんじぞう)である。
この土俵の屋形は、慶応四年(1868年)二月に、江戸相撲、第九代目横綱秀ノ山雷五郎勝義が当神社に奉納した祭礼用相撲土俵である。
古文書によると、横綱の直筆で、屋根付き四本柱土俵と免許状、併せて大張幕と大額を、相生村下新田の恩人である、高木源之丞を取り継ぎ人として村人衆に奉納したものであると記録されている。
神社土俵は、源之丞の勧めもあり江戸相撲界の秀ノ山一門の稽古場として以前から使われていた。
江戸では、横綱のことを愛宕の天狗様と称されていた。
弘化四年(1847年)二月七日には、神社境内土俵で、江戸相撲一行の大興業が行われている。
横綱の土俵を一目見ようと、大入りだったと伝えられている。
国内では、この種の土俵屋形は珍しく、地方に於ける日本三土俵の一つに該当すると、高く評価されている。
現在の屋形は、昭和五十七年に新築奉納されたものである。
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桐生市街から渡良瀬川を渡って北上した運動公園の南東、相生町に鎮座する。
駐車場は境内裏側に数台停められる。
社務所裏に車を停めて、一の鳥居まで戻る。
神社は交通量の多い交差点の角。
目立つ場所だが参拝者は私だけだった。

細長い参道には愛宕神社の幟が立っていた。
柵があって細長くなっているが、左右は空いているのでそれほど狭い印象はない。


参道を進むと、左側には手水舎。
水盤が大きいので恐らく江戸時代のものだろう。
手水舎の裏には八坂神社が鎮座していた。
手水舎の向かいには土俵がある。
案内板にもあるように、日本三土俵の一つに該当するそうだ。
今も相撲が奉納されているのかはわからなかった。


短い石段を登った拝殿前には狛犬。

拝殿で参拝。
右側は社務所になる。

本殿は拝殿裏の小高い丘の上。
拝殿とは繋がっていなく、拝殿の後方の石段から登るようだ。


社殿の左右には境内社が並んでいる。
社名はわからなかった。
社務所は不在だった。
普段は誰かいるのかどうかはわからない。
愛宕神社はパッと見、広いようには見えないが思ったよりも広い。
案内板の由緒は土俵の説明が多く、神社としての由緒としては物足りない。
一番の見所は土俵のようだ。
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