冠稲荷神社(群馬県太田市)
神社名:冠稲荷神社(かんむりいなりじんじゃ)
祭 神:宇迦之御魂大神 外二十柱
鎮座地:群馬県太田市細谷町1
御朱印:あり
由緒書:あり
駐車場:大型駐車場完備
-冠稲荷神社 案内板由緒-
当神社は、往昔、宿窪明神(宿穴伏明神)と号し、上野国神名帳に名を留める古社で、創建は古代と伝わる。
当地細谷は、古代は蛇川両縁の窪地なるために宿窪と称し、のちに地勢恰も山間の谷の如し、故に細谷と改称すと地誌にある。
天治二年(1125)源義国公は、館の丑寅に当る当社を鬼門鎮護の霊場とし、源氏一門守護の氏神を鎮祭した。この時をもって当社御鎮座とした。義国公は、皇統第五十六代、清和天皇の子孫にして、清和源氏第五代源義家の嫡子である。義国公の長子は新田家の開祖、新田義重であり、次子は、足利家の開祖、足利義兼である。
故に、義国公は、中世以降を司った源家一門の始祖といわれる。
承安四年(1174)源義経公十五歳にして源氏再興を志し、奥州へ下向した。その折、当社に仮泊し、深更社殿の深奥に瑞光をみた。そして自身の曾祖父源義親の弟義国公ゆかりの社と知り、元服の時、冠(鳥帽子)の中に勧請してきた伏見稲荷大社のご分霊を鎮祭した。以来、伏見稲荷大社の分祀社として崇敬されるようになった。
新田義貞公は若年の頃より当社への崇敬厚く、常用の四十二間筋兜(国宝)に稲荷大明神の神名を刻み、数多の神領、宝物を奉納し、年中五十三度の祭禮を当社にて執行した。
元弘三年(1333)鎌倉幕府討伐の兵を挙げたとき、神前に戦勝を祈願し兜の中に神霊の来臨を請えば、種々不思議の感応があったという。以来新田家は北条氏を滅ぼす偉功をあげたのは、当神社の神威によるものと崇敬益々深厚にしたという。
当社は稲荷大明神と称したが、村人は義経公、義貞公の故事を尊び、江戸時代中期より「冠稲荷」と呼び習わした。この由縁をもって、明治維新の折、名を冠稲荷神社と改めた。
-冠稲荷神社 由緒書-
古墳時代六世紀より千五百年の間、義経公冠奉安を始め、数々の歴史を見つめ、祭祀祭礼が行われてきた宮の森。
冠稲荷神社は、平安時代の天治二年(1125)、新田氏の始祖新田義重公の父、源義国公創建と伝えられ、伏見、豊川、信田、王子、妻恋、田沼と合わせ、日本七社のひとつといわれている。
承安四年(1174)源義経公は奥州下向の折、当社が源氏ゆかりの社であることを知り、冠の中に勧請してきた京都伏見稲荷大社の御分霊を鎮祭。
また、時を経て、新田義貞公は元弘三年(1333)鎌倉幕府討伐の兵を挙げるにあたり当社神前にて兜の中に神霊の来臨を請い戦勝を祈願されたと伝えられている。
この故事にちなみいつしか冠稲荷大明神と人々から呼ばれるようになったという。
-冠稲荷神社参拝記-
冠稲荷神社は群馬県太田市、太田市役所の南西にある細谷町に鎮座する。
駐車場は結婚式場もあるので大型駐車場があり、大抵は停められそうだ。
駐車場のところには大きな甲大鳥居があり、その隣には猿田毘古社が鎮座している。
参拝時は曇り、午後ということもあって境内は薄暗くなっていた。
正面の南鳥居へ向かい、参道を歩く。
左側には幼稚園、右側には広場がありウサギ小屋と鶏小屋があった。
少し歩くと二の鳥居。
境内は薄暗いが、各所に照明があり神社を演出している。
この先に社殿があるが、ここで駐車場の方へ戻ってみる。
大鳥居から南鳥居へ向かう途中にある辰巳鳥居。
こちらから入ると東郷元帥の石碑が右側にある。
二の鳥居まで再び戻り、鳥居を潜る。
右側には手水舎。
正面には拝殿だが、その正面の地面には神水井戸がある。
拝殿で参拝。
拝殿内手前には獅子頭が置いてあった。
以前参拝したときも置いてあったので通常置いてあるのだろう。
細谷冠稲荷獅子舞は太田市指定重要無形民俗文化財になっている。
天候もあまり良くない日だったが、参拝者もチラホラといたので普段はもっと参拝者が多いのだろう。
拝殿の左側から周ると、ライトアップされた彫刻と彩色が見事な本殿。
ライトアップのおかげで、薄暗いにもかかわらず見事な本殿を眺めることができた。
境内には手水舎のところに天然記念物の木瓜。
そして社殿手前右側には義貞公木犀がある。
境内社も多い。
聖天宮日高社は摂社になっている。
短い石段を登ると見事な彫刻と彩色。
名工弥勒寺によるものだそうだ。
社殿の扉は開かれていて、御神体の像三体や神鏡が安置されていた。
手水舎の後方、木瓜のところには縁結びや子宝に御利益がある実咲社。
二の鳥居の左側には一箇所七福神の七福神殿。
七福神殿の右側には八坂社・諏訪社が鎮座する神楽殿。
その右側には厳島社。
厳島社からさらに右へ入ると白狐社が鎮座している。
とても数え切れない白狐が並んでいて圧倒された。
さらに奥へ進むと戌亥鳥居。
戌亥鳥居からの参道には乃木将軍の碑や境内社が並んでいる。
反対側、大鳥居の右側には東鳥居があり、ティアラグリーンパレスとの境界のようになっている。
ティアラグリーンパレスは神社での神前式の他にパーティーや展示会など多目的に使われる。
授与所で御朱印を戴く。
丁度毎月始め一週間だけ授与している朱印もあり戴いた。
こちらは朱印帳に捺すものではなく、専用の冊子に貼り付けて揃うと記念品が戴けるものだ。
由緒書は境内各所に配置されているが、朱印帳は無いそうだ。
冠稲荷神社は境内各所に燈籠やスポットライトがあり、参道や社殿などを幻想的に演出している。
なので天気の良い日だけでなく、曇りや雨でも違った楽しみ方が出来そうだ。
神事や美しい社殿と綺麗な境内などもそうだが、「参拝者への心遣い」そこが参拝者が多い秘訣なのかもしれない。
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2006年06月09日 神奈川県 鎌倉市藤沢市 江ノ島 湘南の風





