白瀧神社(群馬県桐生市)

神社名:白瀧神社(しらたきじんじゃ)
祭 神:天八千々姫神 白滝姫
配 神:大穴牟遅神 素盞鳴命 大産霊命 宇気母智神 大山祇命 木花開那姫命 倉稲魂命 菅原道真公 大雷命 建御名方神 伊邪那岐尊 大物主神
鎮座地:群馬県桐生市川内町5-3288
駐車場:あり

-白瀧神社桐生市史神社編由緒-
社伝。「永久年間女白滝という、故ありて土人仁田山の舎人に嫁し、常に絹布を織ることを好み、その業の精巧ならんことを欲し、八千々姫に祈りて遂に客殿を造営せり、女世を去って後村人配祀して白滝社と称すという。」
この社伝の成立がいつの頃であったか不明であるが、次に引く高山彦九郎の記載は、天明二年(1782)の「沢入道能記」に録されたもので年月が明確である。その年の四月八日沢入遊行の途次、彦九郎は桐原村(大間々町)深沢弥一右衛門宅に宿泊、深沢氏から次のような話を聴いている。
「上略、深沢氏語りけるは、上古此郡より山田部とて都へ夫をのぼせし事ありとぞ、ある御歌合の御時、官女を賜うて(故郷へ)下る。後に官女絹を織りて都へ奉る。是より絹織ることをつたえ国中にひろまる。桐生の奥仁田山に機神天神と号し、官女をまつりあるとかや承る。云々」(高山彦九郎全集)
この後多くの白滝伝説が作られているが、その原型は、おそらくこのようなものであったと思われる。以上彦九郎の伝えた伝承の中で、機神天神という祭神の称号、呼び名のうちに更に古い絹織起源についての民間伝承の型がかくれているように思われるが、これ以上追求する資料はない。
明治四十年十二月二十一日次の諸社を合併認可された。
当社境内末社 菅原社、大平社、産泰社
字柏倉在無格社柏蔵神社(稲荷)、同末社八坂社、菅原社
字宮皆戸在無格社、赤城神社、同末社琴平社、八坂社、愛宕社、雷神社、産泰社、稲荷社、熊野社、菅原社
字十二在無格社諏訪社、同末社大山祇社、熊野社

白瀧神社は桐生市の北、鳴神山へ続く県道から少し入ったところに鎮座する。
駐車場は神社右側に数十台停められそうだ。
桐生といえば隣の足利市と並ぶ織物の産地。
そして白滝姫伝説が残る。
その中心となるのが白瀧神社だ。
小さな鳥居を潜り、表参道を歩くと右に折れ石段になっている。
石段のところには石神。

石段を登ると二の鳥居がある。
境内はそれまでの細く狭い参道を通ってきたせいか、広く感じる。

二の鳥居の右側には手水舎。
左側には大きな岩があった。

拝殿前に狛犬。
やや上空を見つめている。

拝殿で参拝。
ふと社殿を見ると、左側に時計が備え付けられている。
時間は合っているようだ。

拝殿の右側から入り込み、本殿を眺める。
祭神は織物の神天八千々姫神とその神に織物向上を祈願した白滝姫。
桐生市内には白滝姫を配神や境内社で祀っている神社が多い。

境内建物は社殿左側に神楽殿。
八月六日・七日に神楽の奉納があるそうだ。
社殿の右側には社務所なのか神楽殿なのかわからないが、「まじめの一歩」と書かれたボクシング漫画「はじめの一歩」のポスターが貼られていたのが印象的だった。

境内社は本殿右側に八坂神社。
八坂神社の右側には石祠の境内社が並んでいる。

石祠の境内社を眺めていたら、何か視界の上の方にある。
ふと顔を上げて見ると、大きな神木。
傾斜地なのでやや前のめりした神木は、実際の大きさよりも遥かに迫力があり圧倒された。
社務所は本殿右の建物なのか、それとも無いのかわからなかった。
宮司宅が神社左の方にあるそうだが、よくわからなかったので尋ねなかった。
白瀧神社は巨木・巨岩・白滝伝説と、何かと興味深い神社だ。
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[群馬県]桐生市の参拝神社 トラックバック:0 コメント:9 編集
白瀧神社(群馬県桐生市)のコメント
市蔵と申します。此処は私の故郷の鎮守様です。
ご紹介有難う御座いました。
ところで群馬榛名山中の榛名神社へは行かれましたでしょうか?
知名度は低いですがお勧めです。
2007年10月10日 市蔵 URL 編集
市蔵さん、こんにちは。川内出身ですかー、近くですと同町内の赤城神社にも参拝しました。
八幡宮や熊が出た方の五丁目赤城神社へにもそのうち参拝しようかと思っています。
白滝神社は桐生の歴史を醸す神社だと思いますよ。
白滝姫の伝説は織物で発展した桐生市を象徴するものですし。
榛名山の榛名神社へは参拝してきましたよ。
凄いところですよね。
参道が長くても、飽きることなく、気持ちが良い神社でした。
2007年10月11日 かぐら URL 編集
今日、行ってきました。その理由ってのが、昨日同名の神社(相生町? 桜木小学校の裏手)を見つけ、行ったのがきっかけなのです。
御祭神は不明ですが、社名からして恐らく本・川内町と同じだと思われます。
無人で小さな神社ですが、湧水(?)の小川、それに掛かる神橋、守り神の社、参道階段、境内は磐座(いわくら)風の巨石群、本殿はその真ん中に鎮座している。
直ぐ後ろは東武線の線路って場所なのですが、線路よりちょっと下がった所、また木々が鬱蒼と生い茂っているせいで電車が走って来ない限り神社然とした佇まいを醸し出している。
ここの賽銭箱が凄い。縦20cm、横30cm、高さ30cmくらいのコンクリート造り。上蓋(?)は1mm厚程の鉄板で投入口の切れ込みが開いているが、全体がコンクリートで塗り固められ社殿台座と一体化している。つまり、賽銭を取り出すには箱全体を破壊するしかないのです。かぐらさんも行ってみてはいかがでしょう? 中々雰囲気のある神社ですよ。
2007年10月28日 赤城おろし URL 編集
桜木小学校の裏ですかー、あの前の一方通行の道はよく通るのですが、裏に道があったんですね。しかも地図にも載っていなし、宗教法人登録もされていない神社ですね。
賽銭泥棒除けなんでしょうか?
でも何だかブタの貯金箱みたいですねぇ。
白滝神社で、桐生市境野町にある水処理センター近くの白滝神社も小さいながらも保存樹とかありましたよ。
賽銭箱で面白いといえば、榛名若御子神社の賽銭箱も面白いです。
丸太というか、切り株というか。
2007年10月28日 かぐら URL 編集
桜木の白瀧神社へ行ってきました。車で入れないんですね・・・。
公民館Pから徒歩で小学生の見つめる中、テクテクと。
小川は湧き水っぽいですよね。
巨石は前橋の産泰神社にちょっと似ているような?
で、賽銭箱。
あれは賽銭箱なんですか!?
初めて見ました。
ちなみに賽銭箱のみの写真をすっかり撮り忘れてしまいました。
2007年10月31日 かぐら URL 編集
> 公民館Pから徒歩で小学生の見つめる中、テクテクと。神社が無けりゃ、単なる挙動不審者(笑)。
> 小川は湧き水っぽいですよね。
やはりそう思われます?
湧き口に降りていく階段がありますが、ひょっとしてあそこが手水所(禊ぎ場)になるのかな? 目の前には守神の社があるし、「小さなお伊勢さん」の雰囲気です。私、結構こういうトコ好きです。
> 巨石は前橋の産泰神社にちょっと似ているような?
狭い境内ながら、神社機能の殆どが揃っています(さすがに、神楽殿はありませんが…)。
> で、賽銭箱。
> あれは賽銭箱なんですか!?
> 初めて見ました。
私は10円玉を投入しましたが、落ちた音を聞く限りでは「結構入ってる」感じがしましたよ。
> ちなみに賽銭箱のみの写真をすっかり撮り忘れてしまいました。
ちゃんと撮ってあります。必要ならばお送りしますが? まぁ、頻繁に通っておられるようだし「小学生の目」を気にしなければ(笑)また撮りに行けばいいんだし?
2007年11月02日 赤城おろし URL 編集
確かに神社が無ければとても怪しいですよね(笑)あの小川は湧き水(神水)でお水取りできるように階段があるのだと思いますよ。
賽銭箱の写真はとりあえず大丈夫です。
掲載は再来年あたりになりそうなので、それまでにはまた参拝するかと。
掲載予定神社がかなーり溜まっちゃっているんですよ・・・。
今年の残り日数毎日更新しても余るくらいに。
時間が無いので、少しずつ下書きしているんですけどねぇ・・・中々進みません。
2007年11月02日 かぐら URL 編集
> 掲載予定神社がかなーり溜まっちゃっているんですよ・・・。> 今年の残り日数毎日更新しても余るくらいに。
> 時間が無いので、少しずつ下書きしているんですけどねぇ・・・中々進みません。
他人のことなど悪く言えません。溜まっていても、増える一方です(笑)。
昨日も東京府中市周辺を廻ってました。小野神社(多摩、府中、町田)、人見稲荷神社、瀧神社、大國魂神社、高幡不動尊。
帰り道に時間があったら喜多院、川越氷川神社に寄ろうと思ってたのですが、叶いませんでした。
と言うのも、朝4時半に出発してから1時間ほど走った頃「ん? カメラ入れたっけか?」と確認してみると案の定入ってません。「ひぇ〜っ!」青くなって引き返し、再出発するも「これじゃ、お昼過ぎに着けないぞ」(多摩の小野神社に御朱印のアポイントを取ってあったので)と感じ、関越道で行くことにしました。カメラを忘れただけで2時間のロス、高速代とガソリン代で約5000円の出費。準備はいつも前日に完璧にしておくのですが、今回は前の晩に画像をパソコンに取り込み、編集してたのが裏目に出てしまいました。
「出発する前にも確認は必要」と思いましたね。
ところで、本題 白瀧神社の画像を見てて今気付いたのですが、御祭神の天八千々姫神(或いは機織天神)を象徴するかのような社紋が紹介されてないですね。あれは有った方がいいと思いますよ。
2007年11月04日 赤城おろし URL 編集
神社巡りするのに、デジカメ・朱印帳・財布は必須ですよね。でも到着してから気がつかなくてよかったのかも?
白瀧神社の神紋ですか、実は神紋はあまり調べていなかったりするんですよ。
最初はこのブログ、私のメモ帳だったので。
神紋を調べ始めると、全部調べたくなるので悩みましたがスッパリ諦めました。
たまーに、簡単に紹介するくらいです(笑)
オリジナルコンテンツとしても、式内社ですが玄松子さんがやっていますし・・・。
有った方がいいなら、再び参拝して写真取り直しも考えて見ますね。
2007年11月04日 かぐら URL 編集
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