御厨神社(栃木県足利市)

神社名:御厨神社(みくりやじんじゃ)
祭 神:天照皇大神 豊受大神
鎮座地:栃木県足利市福富町2018
駐車場:神社入口横に2・3台

-御厨神社全国神社名鑑由緒-
康平年中源義家が奥夷征討の途次、下野国足利氏の家に宿し戦勝を祈願、伊勢両宮の神託を感じ、凱旋の際足利太夫成行に社地を選ばせて創建したものと伝える。その後建久八年源頼朝社殿を再建し社領を寄進、徳川氏に至り朱印領を寄せられた。梁田十八郷を御厨と称し、絹布・綿等を伊勢神宮に奉献する神領地であり、当社はその御厨郷の総鎮守であった。明治八年御厨神社と改称し、同九年郷社に列した。

御厨神社は足利市の南部、東武和泉駅の東の足利工業大学付属高校の裏に鎮座する。
駐車場は境内入口横に数台。
御厨神社は旧郷社ではあるが、宮司さんが普段不在の神社で普段は参拝者も少ない。
毎年一月十四日に行われる、足利市の重要民俗文化財の「御厨神社御筒粥神事」は有名。

参道から一直線に進むと拝殿。
拝殿前には狛犬。
まだ新しい。

拝殿の額には御厨神社ではなく、天照皇大神宮と掲げられている。
賽銭箱は中々味があって良い。

拝殿で参拝。
境内には私の他に近所のご年配方々が集まって井戸端会議をしていた。
ご年配の方々の視線を感じながらの参拝である。

周って本殿。
祝詞殿から本殿と続いているが、とても立派なものだ。

御厨神社境内には外宮も鎮座している。
同じ構成の神社は足利市に伊勢神社がある。
相殿で祀るとか、稲荷神社を外宮に見立てる神社もあるが、外宮として祀って伊勢神宮と同じくしている神社は少ない。

外宮にも狛犬。
こちらもまだ新しい。

境内社はすっかり写真を撮り忘れた神楽殿の裏に石祠が並んでいる。
さらに磐長姫と彫られた石神や石段の上に浅間神社も鎮座している。
社務所は境内の右側にそれらしき新しい建物があるが、不在。
古老の話によると、御朱印はある。
なんでも授与したことがあるとのこと。
だが、宮司さんがその御朱印を知っているかはわからないそうだ。
御厨神社にはもう一つとても興味深いものがあった。
参道右側に宝物が展示してあるのだが、ここに大国主命(大黒様)の木造があるのだ。
天照皇大神を祀る神社に大国主命とは今まで見たことがない。
この大国主命の木造は拝殿内にあったものを、神社役員の方が盗まれては大変と移動したそうだ。
さらにこの宝物が展示してある建物の裏には、神楽面が保管されているそうだ。
かなりの数の面があるそうだが、神楽の奉納は戦後途絶えてしまっている。
御厨とは伊勢神宮などへ神饌の料を献納するために設けられた所領のことで、足利市の御厨神社も絹布・綿等を奉献していた。
また、平将門の弟の御厨三郎将頼はこの辺りの御厨地区の豪族。
御厨地区には伊勢神宮に奉献していた神社が他にもいくつか見えるので御厨地区なのだろう。
御厨神社【御筒粥】神事
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