古峯神社(栃木県鹿沼市)

神社名:古峯神社(ふるみねじんじゃ)
祭 神:日本武尊
鎮座地:栃木県鹿沼市草久3027
御朱印:二面で天狗の絵付
朱印帳:紺の無地
由緒書:あり
駐車場:大型無料駐車場完備
備 考:宿泊施設あり
古峯神社公式サイト

-全国神社名鑑由緒-
日本武尊の臣下藤原隼人は京都からこの地へ移り、石原を氏として家門を開いた。隼人は尊のご威徳をささげるため当社を創建したといわれる。日光開山の勝道上人は古峯の大神に修行を助けられこの地から日光へ向かったので、古峯ヶ原は大日光発祥の地ということもできる。この縁起によって弘仁十一年滝尾神社が天下の祈願所として創建後は、日光全山の修行僧が日光にあった金剛童子像をこの地へ移し、勝道上人にあやかる勤行をした。本社は元来石原家自祭の社であったか、現在では関東・東北・甲信越を中心に広く崇敬を集め、特に開運火防の神として知られている。
-由緒書-
大芦川の源流に近い緑なす渓間、優美を醸す山麗に鎮まる古峯神社はご祭神に日本武尊をいただく由緒深い神社です。
今を去る1300余年の昔、隼人という方が、ご威徳を慕ってこの古峯ヶ原の浄地にはるばる都から神霊を招来、お祀り申し上げたと伝えられます。
やがて日光山を開かれた勝道上人は、ここで修行を積み古峯の大神のご神威によって、日光開山の偉業を成しとげられたのです。
この縁起にもとづき、古峯神社を中心とする古峯ヶ原は日光全山26院80坊の僧たちが、修行に励む霊地となり、明治の初めの神仏分離令で現在の古峯神社となりました。
ご祭神のお使いである天狗は飛翔して崇敬者にふりかかる災厄を除災するという古くからの信仰を集めており、天狗の宿として広く根深い信仰圏をもっています。
-案内板-
古事記・日本書紀に登場する日本武尊が祀られている神社で、日本武尊の伝承にちなみ、防火、海上安全などの神として、東北地方を中心に多くの崇敬者をもっています。
神の使いである天狗の信仰と結びつき、天狗の社とも呼ばれています。
「修験者のみち」の途中にある深山巴の宿は、この神社の禊所です。

鹿沼市役所手前の石橋町交差点を東へ登っていく。
途中、十字路があり右へ曲がって後は一本道。
ちなみに真っ直ぐ行くと加蘇山神社、左に曲がると磯山神社方面。
暫く進むと、巨大な一の鳥居がある。

一の鳥居を通過してから暫く登って行くと、左側に大きな不動明王。
金剛山寺のものだが、神仏分離前は一緒だったのだろう。
参道の途中にも神社がいくつかあり、古峯神社の大きさが伺える。
さらに山を登って行くと神社前に出る。
駐車場は神社前とちょっと登ったところに大型駐車場がある。
観光バスなどで混んでいるので、上の駐車場に停めた方が返って早い。

山奥だが参拝者はかなり多い。
入口近辺には、お店がいくつかあり、天狗グッズが並んでいた。

神社は参拝する人も多く、活気がある。
参道は広く、きれいに清掃もされていてとても心地よい。
参道には、奉納された石碑が立ち並んでいる。
少し歩くと手水舎があったので手と口を清める。
柄杓に口をつけている人がやけに多かったのを覚えている。
最低限のマナーは知っておくべきだと思う。

手水舎を過ぎると、正面は古峯園という日本庭園になっている。
右の階段を登ると社殿。
階段を登って行くと、立て看板に御朱印が飾ってあった。
天狗絵が描かれた珍しい御朱印だ。

道なりに進むと拝殿前に出る。
普通の神社の拝殿という感じではなく、萱葺きで横に長い。
あまり見かけない、珍しい社殿だと思う。
拝殿の正面はマジックミラーになっていて、外からは覗けないようになっている。

拝殿の彫刻技術は素晴らしいものがある。
よく見ると、亀が彫られていた。
拝殿右手から中へ入れるようになっていたので、入ってみることにした。
神社の拝殿に上がるのは初めてなのでドキドキだ。
中に入り、右手に進むと宿泊施設になっていた。
廊下や各部屋には、奉納された天狗が飾られてある。
夜中に見ると怖いかもしれないと思いつつ、各部屋の天狗を見て回った。

天狗の間には巨大な天狗面があり、これが古峯神社の宝物でもある。
その大きさは圧巻であり、天狗面の前で佇むとこの面がただの面でないことがわかる。
機会があれば、この部屋に泊まってみたいと思った。

左手は拝殿の中になり、マジックミラーの内側になる。
ちょうど、神職が祝詞を挙げて巫女が舞っていたところだった。
聞いたところ、一緒に座っている分には構わないとのことなので座って眺めていた。
神聖な雰囲気が漂っているからなのか、座っているだけでも心が鎮められていく。
祈祷が終わると御神体の前の扉が閉められる。
部屋の左右には天狗の木像。
日本武尊の絵も飾ってある。
授与所は拝殿内の左側。
御守各種が豊富にあり、御守の効果が大きいことも有名なので私も購入。
嫁のために安産のお守り、結果安産。
効果は抜群のようだ。
お礼参りのときに、絵葉書と御朱印ご頂いた。
御朱印は大天狗の絵、書き手によって毎回違う絵が描かれるらしい。

古峯園は有料だが、大自然を生かした日本庭園は見る価値がある。
四季によって、色々な風景が楽しむことができる。
神饌料理も予約で戴けるようだ。

古峯神社は天狗の社というだけあって、奉納された天狗面などは凄かった。
よく見れば社殿にも天狗面が付いている。
古社の風格、霊験を感じさせる社殿、心地よい境内、どれも素晴らしい。
また、奥の宮的な場所で、県の指定文化史跡でもある「深山巴の宿」も時間があれば行ってみたい。
文化財としては細川義規・正規が作成した刀が県指定になっている。
予め連絡すれば拝見できるようだ。
歴史や風景など、飽きることなく何度も参拝してみたい神社である。
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