松田神社(栃木県足利市)
神社名:松田神社(まつだじんじゃ)
祭 神:大己貴命
鎮座地:栃木県足利市松田町1276
駐車場:あり
-松田神社 栃木県神社誌由緒-
神亀・天平(724〜49)の頃には大字松田字宮内に鎮座していたが、永正一八(1521)年、現在地に遷座した。享保五(1720)年、日光二荒山神社を遷座し、同社より正一位の宣旨を賜った。明治四〇年、無格社一社(社名不詳)、四三年、天満宮を合祀した。境内の杉は足利市指定天然記念物である。
-松田神社参拝記-
松田神社は栃木県足利市、山前駅から北に進んだ松田町に鎮座する。
駐車場としては、鳥居周辺のスペースがあり、道路も主要道路から1本分岐していて、路肩に停めて通行の邪魔にならない。
鳥居を潜り、境内に入ると右側に手水舎。
他に灯篭があるくらいでガランとした感じだが、木々が鬱蒼としているので寂しい感じはしない。
神門。
神庫を兼ねているのか、横に長い。
松田神社の社殿。
拝殿や祝詞殿は無く、本殿だけの社殿が囲われている。
社殿手前左側には、存在感が大きいご神木のスギ。
足利市の天然記念物に指定されている。
社殿の周辺は、広いような狭いような感じだ。
社殿の左右には門神なのだろうか、境内社が鎮座している。
社殿の右側には他にも境内社が三社鎮座していた。
合祀された天満宮なのだろうか、社名が書かれていないのでわからない。
松田神社は社務所が無い兼務神社。
管理しているのは大原神社になる。
足利の伝説によると、松田神社には「おかえり」という神事があり、神無月のときに出雲から帰る神様を迎えに行く神事がある。
松田神社だけでなく、松田神社よりも下に鎮座する板倉神社などの神様も迎えに行くそうだ。
この「おかえり」の際は、神様を見ないように家の戸を閉めて静かにする伝統が残されている。
今も民家で戸が閉められるのかはわからないが、神事は残っているようだ。
松田神社の神様は大変ブサイクな顔をしているそうで、人にみられるのを嫌う伝説がある。
見たものは三年以内に死するというのだが、どれだけブサイクなのか?宮司さんは大丈夫なのか?詳しくはわからない。
同じ伝説が板倉神社でも残されているので、この神事の厳粛さをアピールするためなのかも。
「おかえり」の次の日は「あらみさき」といって、神様を休ませるため一切の仕事を休む風習があったそうだが、今は残されていない。
それにしても祭神は大己貴命。
今も残されている伝説を考えれば、本当は地元の土地神を祀っていて、大己貴命に結びついた神社なのかもしれない。
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